機械式駐車場の入替(垂直循環式➡エレベータ式)


 オフィスの附置駐車場で良く見られる垂直循環式駐車場(通称:メリーゴーランド式)は、機械式駐車場が導入され始めた頃からある形態の駐車場です。その為、かなり古い機械も見られ、最近では機械ごと入れ替える事例も見られる様になってきました。

 しかし、最近の新築ビルにおいて設置されるのはエレベータ式が主流になっています。

 

 機械式駐車場の形態についてはこちらをご参照ください。

 立体駐車場工業会HP:http://www.ritchu.or.jp/frame2.htm

 

 エレベータ式駐車場は、初期費用(建築費用)・ランニング費用(電気代等)が垂直循環式よりも割安であり、且つ入出庫のスピードも速いので、新築ビルにおいて多く採用されています。(地下式・昇降横行式等構造の異なるものは除く)

 一方、機械全体を入れ替える時期になっている垂直循環式をエレベータ式にするのは、構造上難しく、仕方なく垂直循環式のままリニューアルするケースが多い様です。

 ただ、先日某メーカーさんに聞いたところ、垂直循環式でも中間乗り入れや上部乗り入れなどの場合、エレベータ式でリニューアルできるケースもある、と伺いました。上述の通り、その方が初期費用・ランニング費用共に安くなるので良い話だと思います。

 

 リニューアルでご相談があれば、ご一報ください。