古い建物を解体して駐車場にする?


 誰も住んでいない古い建物を解体して、駐車場にするとしたら、どの様な点に注意をすべきか?

建物がある土地は、住宅用地の特例措置により、固定資産税や都市計画税が軽減されるそうです。

 

 ■小規模住宅用地(200㎡以下の部分) 固定資産税 1/6、都市計画税 1/3

 ■一般住宅用地(200㎡超の部分)   固定資産税 1/3、都市計画税 2/3

  ※更地の場合も評価額x70%の額が課税標準額とする決まりがあるので、更地の固定資産税が単純に最大6倍高くなると

   いう事ではない様ですね。詳しくは専門家にご確認ください。

 

 つまり、建物があると支払うべき土地に関する税金が軽減されるので、コスト面では建物が残っていた方が得ということになります。但し、駐車場を設置することで、売上が上がると通常の税金を支払ってもプラスになるかもしれません。また、建物関係の税金はなくなるので、その点もプラス効果になると思います。(更に、アスファルト敷の駐車場の場合、構築物として扱われ、特例が使える可能性があるそうです。こちらも専門家へご確認ください。)

 

  なお、建物が建っていなくても固定資産税を安くする方法はあるようです。

隣地も自分が持っていて、建物が建っている場合で同一画地として利用出来れば、それらの土地を同一の画地として評価されて住宅用地の特例を受けることができるそうです。但し、同一の土地と認められるように土地の間に壁がなく行き来が出来るなど条件があることと、担当市区町村に確認して貰わないといけないので、ご注意ください。

 

 土地がある方は、一度サブリース事業者やコインパーキング運営会社に相談するのも良いかと思います。儲かる立地であれば。コインパーキング運営会社が解体の手配や費用負担等もしてくれることもあります。

ご相談があれば、是非弊社までご連絡ください。